エラー値 index
エクセルのエラーは正式にはエラー値と呼ばれ、7つあります
このページはエラー値のまとめページです
エラー値一覧 (ABC 順)
- #DIV/0!:割り算で分母がゼロ →詳しくは→ #DIV/0!
- #N/A:関数や数式に使用できる値がない →詳しくは→ #N/A
- #NAME?:関数名や範囲名が間違っている →詳しくは→ #NAME?
- #NULL!:指定した2つのセル範囲に共通部分がない →詳しくは→ #NULL!
- #NUM!:大きすぎる数値又は小さすぎる数値 →詳しくは→ #NUM!
- #REF!:セルの参照がおかしい →詳しくは→ #REF!
- #VALUE!:引数の種類が正しくない →詳しくは→ #VALUE!
- ######:時間の計算がマイナスなど →詳しくは→ ######
- 「この関数に対して少なすぎる引数が...」などの場合 → この関数に対して...
エラー回避方法
回避方法は #DIV/0! で説明していますが、考え方は他のエラーでも同様です
(a)エラーが発生する条件で回避する方法
-
セルA2 に100 と入力
-
セルB2 に何も入力しない
-
セルC2 に =A2/B2 と入力
-
#DIV/0!エラー
-
対策: セルC2 を =IF(B2=0,0,A2/B2) に変更します
-
(もしセルB2 がゼロならセルC2をゼロにして、そうでないときは
セルC2 に割り算の結果を表示する)
(b) エラーが発生しているかどうかで回避する方法
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セルA2 に100 と入力
-
セルB2 に何も入力しない
-
セルC2 に =A2/B2 と入力
-
#DIV/0!エラー
-
対策: セルC2 を =IF(ISERROR(A2/B2),0,A2/B2) に変更する
-
(割り算して結果がエラーならセルC2 をゼロにして、
エラーが発生しないときにセルC2 に割り算の結果を表示する)
(c) エラーが発生しているか判断して条件付書式で回避する方法
-
エラーになるセルC1 を選択
-
[書式(O)]メニュー→[条件付き書式(D)]を選択
-
[数式が] に変更して、右側に =ISERROR(C1) と入力
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[書式(F)]ボタンを押して、[フォント色]を白に設定して[OK]ボタン
-
条件付き書式の設定を[OK]ボタンを押して終了
エラー・タイプ ERROR.TYPEとは
何のエラーか判断するには =ERROR.TYPE(セル範囲) で返される 数値 を使います
#DIV/0!の場合は =IF(ERROR.TYPE(A1/B1)=2,0,A1/B1) のように使います
- #DIV/0!:2
- #NAME?:5
- #NUM!:6
- #NULL!:1
- #N/A:7
- #REF!:4
- #VALUE!:3
- それ以外:#N/A
この関数に対して...
- 「この関数に対して少なすぎる引数が入力されています」の場合
[原因] → 関数に渡している引数の数が足りないです、「,」の数や「"」や「'」のペアを見直す必要があります
- 「この関数に対して多すぎる引数が入力されています」の場合
[原因] → 関数に渡している引数の数が多いです、「,」の数や「"」や「'」のペアを見直す必要があります
キーワード
- エラー
- エラー値
- error
- エクセル エラー 一覧
- この関数に対して少なすぎる引数が入力されています
2024/04/13:更新 2012/02/07:登録 訪問者: