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『Application.CutCopyMode = Trueとは?』(エータロー)

 Application.CutCopyMode = True とか

 Application.CutCopyMode = False

 は、どのような時に使うものなのか、教えてください。

 (エータロー)


 セルA1に『123』と入力してから

 ツール(T)→マクロ(M)→[新しいマクロの記録(R)]を選択します。

 セルA1を選択して、[コピー]してから

 セルB1を選択して、[貼り付け]

 セルC1を選択してから[Esc]キーを押して

 [マクロの記録]を終了します。

 すると下のようなマクロが記録されます。

 自分が[コピーしていた]ってことをおぼえているわけです。

 従ってfalseにすると[コピーしていた]ことを忘れるのです。

 下の方のヘルプも見てみてください。

 (kazu)

 Sub Macro1()

 ' Macro1 Macroマクロ記録日 : 2002/11/4  ユーザー名 : GOLIATH

     Selection.Copy

     Range("B1").Select

     ActiveSheet.Paste

     Range("C1").Select

     Application.CutCopyMode = False

 End Sub


 Microsoft Excel ヘルプ

 CutCopyMode プロパティ

 [関連項目] 対象 使用例 

 切り取りモード、またはコピー モードの状態を示す値を設定します。使用できる値

 は、True、False、または次に示す XLCutCopyMode クラスの定数のいずれかです。

 値の取得および設定が可能です。長整数型 (Long) の値を使用します。

 [戻り値 内容] 

 False 切り取りモードとコピー モードが共に選択されていない状態。 

 xlCopy コピー モード。 

 xlCut 切り取りモード。 

 [設定値 内容] 

 False 切り取りモードまたはコピー モードを解除し、点滅している枠線を取り除きます。 

 True 切り取りモードまたはコピー モードを解除し、点滅している枠線を取り除きます。 

 [使用例]

 次の使用例は、メッセージ ボックスに、切り取り、またはコピー モードの状態を表示します。

 Select Case Application.CutCopyMode

     Case Is = False

         MsgBox "切り取りモードでもコピー モードでもありません。"

     Case Is = xlCopy

          MsgBox "コピー モードです。"

     Case Is = xlCut

         MsgBox "切り取りモードです。"

 End Select


 ご丁寧にありがとうございます。

 Application.CutCopyMode = False のコードを挿入すると、それを実行したとき、

 選択範囲の外周をグルグル回っている点線が消えるわけですね。

 ところで、= Trueとしても点線が消え、同じ現象なのですが、TrueとFalseの使い分け

 はどうなっているのでしょうか。下の解説文では同じことを言っているようですが・・。

 =Trueの場合は、まだクリップボードには残っているということでしょうか。 

 >[設定値 内容] 

 >False 切り取りモードまたはコピー モードを解除し、点滅している枠線を取り除きます。 

 >True 切り取りモードまたはコピー モードを解除し、点滅している枠線を取り除きます。 

 (エータロー)


 あはは。気がつきませんでした。ヘルプはほんとにいっしょですね。

 たしかにtrueにしてもfalseにしても結果は同じですね。

 これはバグとかではなくて、仕方なく残した仕様なのでしょうね。

 従ってtrueにしたからと言って、クリップボードに残るわけではないです。

 (kazu)


 納得いたしました。

 面白い”残骸”ですね。

 (エータロー)

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