[[20030204143947]] 『入力した表のデータを他の表に振り分ける』(☆みや☆) ページの最後に飛ぶ

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『入力した表のデータを他の表に振り分ける』(☆みや☆)

毎回入力した表のデータを他の表に振り分けるには?。

たとえばSheet1に

   A   B    C     D      E

1 月日  項  目 収入金額 支出金額 摘   要

2 3/ 5  役員手当 0 150,000  鈴木 

3 3/ 7  備品購入 0 100,000  電球、他

4 3/10  請 負 費 1,500,000 0 イスズ建設

5 3/25 給  料 250,000 斉藤  

6 4/ 1 備品購入 5,500 ファイル他

7 4/10 光 熱 費 25,000  

こういった表からSheet2(工事費)、Sheet3(役員手当)、Sheet4(備品購入費)と

項目別に自動的に振り分けたいんです。


  みやほりんが 未解決ログ解消を目的に 2007/04/09 18:05 ごろ、投稿しました。
 トピ主の[☆みや☆]さんの投稿は2003/02/04 14:39:47でした。
 
カテゴリごとにデータをそれに応じたシートに自動で振り分ける機能はありません。
カテゴリ分けされたたくさんのシートに転記するのではなく、
検索用のシートを一つ用意して表示したい内容をいつでも検索できるようにする例。
 
まず、検索用のシートとしてSheet2を用意します。
 
【モトとなるデータベース】
[Sheet1]
次のような構成とします。
 
	[A]	[B]	[C]	[D]	[E]	[F]
[1]	KEY	月日	項目	収入金額	支出金額	摘要
[2]		3月5日	役員手当	0	150,000	鈴木
[3]		3月7日	備品購入	0	100,000	電球、他
[4]		3月10日	請負費	1,500,000	0	イスズ建設
[5]		3月25日	給料	0	250,000	斉藤
[6]		4月1日	備品購入	0	5,500	ファイル他
[7]		4月10日	光熱費	0	25,000	
 
A列を挿入して検索用のKEY列とします。
A2に以下の数式を入力し、A列にフィルドラッグコピーします。
=COUNTIF($C$2:$C2,Sheet2!$B$1)
 
【検索用のシート】
[Sheet2]
次のような構成とします。
	[A]	[B]	[C]	[D]	[E]	[F]
[1]	項目名					
[2]	月日	項目	収入金額	支出金額	摘要	
[3]						
[4]						
[5]						
[6]						
[7]						
B1に入力した項目名のデータのみ3行目以下の部分へ抽出してくることとします。
 
あらかじめ振り分けたい項目名を適当なセル範囲(別のシートでも良い)に作成して
おきます。この項目名の範囲を選択し、 挿入>名前>定義 でたとえば「項目名」
と名前を定義しておきます。
 
B1を選択し、データ>入力規則 で
入力値の種類 「リスト」
モトの値   「=項目名」 とします。これでB1セルで項目名をリストから選択
することが出来ます。
 
A3セルには次のような数式を入力してE列までコピー、さらに下方向にも多めにコピー
しておきます。
 
A3 =IF(MAX(Sheet1!$A:$A)<ROW(A1),"",VLOOKUP(ROW(A1),Sheet1!$A:$F,COLUMN(B1),FALSE))
 
Sheet2のB2で項目名を選択すると該当するデータを検索・表示します。
たとえば、日付期間などもKEY列の数式の工夫によりカスタマイズできるでしょう。
 
KEY列を使わずに、B2のリスト選択部分を固定値にしてたくさんのシートから検索する
方法もありますが、配列を使った数式を大量に使用することになりますので、
再計算に時間がかかる大変重いブックになることが予想されます。
 
【関連ログ】 全文検索で 「シート 振り分け」で検索した中から一部。
[[20060523144517]] 『自動的に入力される方法』(ヨッシー)
[[20060509121649]] 『データ転記について』(さちよん)
[[20050208194803]] 『情報をサイズごとに別シートに振り分ける』(わゆ)
[[20031201123956]] 『項目別集計』(藤本9) 
[[20031023154429]] 『項目別のシートにコピー』(のっこ)
実際にはマクロでの対処例が多いです。
(みやほりん)(-_∂)b

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