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『INDEXとMATCH…』(りお)
例えば、複数の倉庫に複数の商品が在庫していてそのデータがA1:E5のセルにあるとします。 商品Bは倉庫1に何個あるだろう?を調べたいとき、 =INDEX(A1:E5,3,2)と書きます。 A1:E5はデータの存在するセルの範囲、3は「商品B」はデータの3行目、2はデータの2列目、という意味です。
でも、データの数が多いと、商品Bが何行目か、倉庫1が何列目か調べるだけでも大変ですよね。 そこで、MATCHの登場。MATCHは調べたい値が配列の何番目か、を返してきます。 =MATCH("商品B",A1:A5)とすると3 =MATCH("倉庫1",A1:E1)とすると2になります。
INDEXとMATCHを組み合わせると =INDEX(A1:E5,MATCH("商品B",A1:A5),MATCH("倉庫1",A1:E1)) これで、商品Bは倉庫1に何個かがわかります。
でも、いちいちこんなことを考えなくても、ツールのルックアップウィザードを使うと下記のような式が作られます。 (セルの参照は自動的に絶対参照になり$がつきます。) =INDEX($A$1:$E$5, MATCH("商品B",$A$1:$A$5,), MATCH("倉庫1",$A$1:$E$1,))
さらに、"商品B"、"倉庫1"のところを、他のセルを参照するようにしておけば、いちいち式を書き換えなくて良いので便利でしょう。 下の例はA1:E5にデータ、B7,B8が検索条件、B9に結果を表示するようにしてあります。
A B C D E 1 倉庫1 倉庫2 倉庫3 倉庫4 2 商品A 13 75 75 27 3 商品B 20 97 49 19 4 商品C 75 24 8 17 5 商品D 44 79 25 75 6 7 倉庫 倉庫1 8 商品 商品A 9 在庫 =INDEX($A$1:$E$5, MATCH(B8,$A$1:$A$5,), MATCH(B7,$A$1:$E$1,))
(YS)
更新が衝突して、タッチの差でまけました。
<index関数・シンプル版> 表の形になっているデータで何行目、何列目と指定して答えを出すときに使います。
セルA1 にリンゴ セルA2 にバナナ セルA3 にミカン セルB1 に青森 セルB2 に台湾 セルB3 に信州
こういう表があったとき、この表の1行目の2列目を求めたいとき
セルC1 に =INDEX(A1:B3,1,2) と入力すると青森がとってこれるのです。
(1)なんでもあり関数にindexが入っていない。 (2)単語検索でindex.htmlなど持ってきてしまう。 (平謝りの・kazu)
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