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『Excelで能力評価表をつくるとき円形を4分割して塗りつぶす場合』(ゆうこ)
お世話になります。 社内での能力評価表で既存のフォーマットがあるのですが 今、そのフォーマットはただのオートシェープの円で作られています。 それを鉛筆で4分割し塗りつぶしているのですが、1と押したら四分の一が塗りつぶされ、 2と押したら四分の二が塗りつぶされ、3と押したら四分の三が、4とおしたら全て塗りつぶされる方法はないでしょうか・・ 円グラフを使ってやってみようとしたのですが(グラフの範囲をセルA1とB1に設定し、その値を50:50、や75:25に変えていく方法) 既存のフォーマットが円グラフの塗りつぶされ方と違い、まず、4分割にすると左上が1、左下が2、そして右上に行って3、右下を4とされてます。 円グラフを使うとどうしても、左上→左下→右下から右上の順で塗りつぶされます。 シート自体にはこの円グラフが横4つ、縦5つ羅列してあるのですが、何かいい方法やアドバイスなどありましたら教えていただければと思います。 よろしくお願いします。
>左上が1、左下が2、そして右上に行って3、右下を4 ではなく、どの番号でどこが塗りつぶされて欲しいのですか?
>1と押したら四分の一が塗りつぶされ、2と押したら四分の二が塗りつぶされ・・・ では、どこの四分の一か分からないので上のような表現で もう一度教えて下さい。
(HANA)
1と押したら左上の四分の一が、2と押したら左側全体、3と押したら左側全体と右上の四分の一が、 4と押したら円全てが塗りつぶされるように出来たらと思ってます。
(ゆうこ)
それでは、次の様にしてみるのはどうでしょう。
まず最初に円グラフを作ります。 B1:I1の8セルを使用します。 1.B1:I1に「1」を入れる 2.円グラフを作成 3.輪郭を無しに。(枠が無くなるので、せめて影をつけてみる。) 4.奇数の要素と、偶数の要素で同じ色に変更。 円グラフは8等分され、色が互い違いになった状態になります。
次にグラフの元データとなる表です。 A5セルから各セルに以下を入力してください。 [A] [B] [C] [D] [E] [F] [G] [H] [I] [5] 0 1 0 1 0 1 0 1 0 [6] 1 1 0 1 0 1 0 0 1 [7] 2 1 0 1 0 0 1 0 1 [8] 3 0 1 1 0 0 1 0 1 [9] 4 0 1 0 1 0 1 0 1
それから、↑の表から対応する物をB1:I1に表示させる為の式です。 B1セルに =VLOOKUP($A1,$A$5:$I$9,COLUMN(B1),0) として、I1セルまでフィルドラッグしてください。
A1セルに0〜4の値を入れることによって、 先ほど作成した円グラフが ご指定の通りに塗られていくと思います。
サンプルを作りまた。 http://sky.geocities.jp/grp_hana/excel/20070926161740.xls URLをコピペで飛んでください。
(HANA)
HANAさんすごすぎます。 説明まで取り入れてくださってありがとうございます。 わかりやすかったです。 COLUMNなんて関数知らなかったのですが、それで列番号を検索しているのですね? これを今のフォーマットに応用しながら解いていこうと思います。 本当に助かりました!! サンプルが本当に分かりやすかったです。 (ゆうこ)
>COLUMNなんて関数知らなかったのですが、 >それで列番号を検索しているのですね? 少し誤解がありそうな気がするので書いてみますが・・・ 正しくは「列番号を検索」しているのではなく 「右にコピーする事で、2,3,4・・・を求めている」 と言う事になると思います。
>=VLOOKUP($A1,$A$5:$I$9,COLUMN(B1),0) A5:I9(範囲)で A1セルの値をA5:A9から探し、該当行の 「指定した列」の値を返します。 この「列」とは、式を入力したセルが B1=2 列目 C1=3 列目 D1=4 列目 E1=5 列目 ・・・・ と、右へ行くほど一つずつ大きくなります。 そこで、右へコピーしたときに一つずつ大きな値を返してくれる COLUMN関数を使っています。 COLUMN(B1) = 2 COLUMN(C1) = 3 COLUMN(D1) = 4 COLUMN(E1) = 5
B1に入れた式は、COLUMN関数を数値になおすと =VLOOKUP($A1,$A$5:$I$9,COLUMN(B1),0) → =VLOOKUP($A1,$A$5:$I$9,2,0) であり、C1にコピーした式は =VLOOKUP($A1,$A$5:$I$9,COLUMN(C1),0) → =VLOOKUP($A1,$A$5:$I$9,3,0) VLOOKUP関数は、このような式の結果を返すことになります。
>サンプルが本当に分かりやすかったです。 なんて、お褒めの言葉を頂いたので こちらでも少し 解説をしておきます。 リンク切れになった場合、グラフを作る際の参考にしてください。 まず、B1:I1に「1」を入れてグラフを作ります。 [B] [C] [D] [E] [F] [G] [H] [I] [1] 1 1 1 1 1 1 1 1 「1」 【2】 「3」 【4】 「5」 【6】 「7」 【8】 下に表示したのが、要素番号です。 奇数番号と、偶数番号で 2色に色分けをしてください。 グラフは、このような結果になります。 【8】[1] [7] 【2】 【6】 [3] [5]【4】
考え方としては 要素1,2 要素3,4 要素5,6 要素7,8 と、二つずつを組にして 1/4 のエリアを作ります。 片方が「1」の時、片方を「0」にすれば 「0」にした方はエリアが無くなり、「1」にした方の エリアで色が塗られます。
値として『1』が入力されたときは 要素7,8 の内 【8】が「1」[7]が「0」 その他の要素では[1][3][5]が「1」 とする事で [B] [C] [D] [E] [F] [G] [H] [I] [1] 1 0 1 0 1 0 0 1 「1」 【2】 「3」 【4】 「5」 【6】 「7」 【8】 ↑のデータを元にグラフを作成し 【8】[1] 【8】 [1] [5] [3] [5][3] この様な結果になるようにしています。
値として『2』が入力されたときは 要素7,8は、先のまま【8】が「1」[7]が「0」 要素5,6の内 【6】が「1」[5]が「0」 その他は、先のまま [B] [C] [D] [E] [F] [G] [H] [I] [1] 1 0 1 0 0 1 0 1 「1」 【2】 「3」 【4】 「5」 【6】 「7」 【8】 ↑のデータを元にグラフを作成するので 【8】[1] 【8】 [1] 【6】 [3] 【6】[3] これで、左半分に色が付きます。
この対応表が、$A$5:$I$9 の範囲に作成してあり 要素毎に色分けをした円グラフが出来たら 該当要素の数値が対応表に従って変化するよう B1:I1セルに数式を埋め込みます。
(HANA)
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