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『マイナス目標の達成率』(三倉)

検索して調べてみたのですが、
いまいちよく分からなかったので質問させていただきます。

目標値より実績値がマイナスになったほうが良い場合の
達成率を求める関数と答えが合っているかが分かりません。

関数は =1-(実績値-目標値)/目標値 を使用しています


  目標値  実績値   達成率
@ 50000   45000    110%
A 100    140     60%
B 5     115         -2100%

@・Aはともかく、Bの場合
大きなマイナスの数値になってしまうのですが
これは正しいのでしょうか?

[エクセルのバージョン] Excel2003
[OS] WindowsXP

 


 普通は 実績値/目標値*100じゃないでしょうか?
(bbq)

 >目標値より実績値がマイナスになったほうが良い場合
しっかり読んでなかった。無視してください
(bbq)

 目標/実績*100は?
  (てつろう)

 正しいか正しくないかは三倉さんの考え方次第ではないですか。
 (個人的には正しくないと思う)

 実績が少ないほどいいと言う例を挙げると、
 CO2削減目標で、現在1000、一年後900を目標にしている場合など。
 この場合の達成率は (1000−実績)÷(1000−900) ではないですか?

 実績が950なら達成率50%、900なら100%、800なら200%になりますね。
 実績が1000を超えるとマイナスの達成率になります。

 > 関数は =1-(実績値-目標値)/目標値 を使用しています 

 これがどういう根拠のものかわかりませんが、
 それが正しいのであれば、大きなマイナスになっても
 あなたにとってそれは正しいのかもしれませんね。
 (tora)

 <<目標値より実績値がマイナスになったほうが良い場合>>
<<=1-(実績値-目標値)/目標値                       >>
実績値を作らなけりゃ良いになってしまいますね。
だったら仕事をしなきゃ良いになってしまいますね。
摩訶不思議????

削減率なら 納得できるんですが


 >目標値より実績値がマイナスになったほうが良い場合の達成率

 かなり珍しい達成率ですね ^^

 Bの場合、実績「10」なら達成率が「0%」ですから、
 「10」より大きければ「0%より悪い」訳ですから、
 マイナスになるのは当然です。

 「大きな」マイナスになるのは、分母(目標)が小さいからで、これも当然です。

 もし、公式に当てはめた結果、『不適切」と判断されるのであれば、それを算出する意味はありません。

 指標は、見る人の理解を助けるために存在します。
 理解の妨げになるなら、指標として存在意義はありません。

 戦後、エンゲル係数なんてのが話題に上ったことがありますが、現在は誰も口にしません。
 算出できないのではなく、指標としての意味がなくなったからです。

 「業務内容」や「そんな小さな目標値になった理由」さらには
 「何故実績がそんなにも乖離する事態になったのか」などを十分考慮して、
 より有意義な指標が算出できる公式を新たに考案する・・か、
 不測の結果を招いたイレギュラー要因を差し引いて、
 修正後達成率なんてものを捻りだして、お茶を濁す・・しかないかもです。

 (半平太) 2009/12/15 16:01

 >かなり珍しい達成率ですね 

 半平太さんにお言葉を返すのは恐れ多いのですが、
 前に私があげた例や、残業時間を減らす目標など、
 必ずしもそれほど珍しくもないと思います。

 ただいずれにしても、現在があっての削減目標ですから、
 現在の数値なしに達成率は計算できないように思いました。

 三倉さんの場合も、どういう場合に使いたいのか目的を書かれると
 何かいいアイデアが得られるかもしれませんよ。
 (tora)

 >目標値より実績値がマイナスになったほうが良い場合の達成率
どういう質の数値なのか、でも表現方法は変わってくると思われます。
会社でいうと「経費」が考えやすいのですが。
たとえば、「光熱費は前年比90%にしよう」という目標はたてることが出来ます。
「削減目標は-10%だったが、実績は-11%だった、だから、110%削減達成」という
表現は妥当だと思えます。
 
この場合の、
「目標値50000、実績値45000、だから110%」という数字の表現は違和感を感じますね。
=1-(実績値-目標値)/目標値
 ↓
=1-(実績値/目標値-目標値/目標値)
=1-実績値/目標値+目標値/目標値
=1-実績値/目標値+1
=2-(実績値/目標値)
 
「なぜ200%から(実績値/目標値)を減算するのか」という理由付けができれば、
この式も有効ですが・・・。
私には「減ったら%の数字が増えるようにしてあるだけの式」に見えて、
何の割合を出したいのか、理解しにくいものがあります。
 
金額で出すなら、
「削減目標1000、削減実績1100、だから110%達成」なら、私はしっくり来ます。
 
問題のケース、たとえば、前年25、目標 5、実績 115の場合、
「削減目標 20、削減実績 -90」となり =(-90/20)*100 = -450(%) という計算は
成り立つと思われます。
 
つまり、「減ったほうがよい」ではなくて、
「これだけ減らすぞ!」でやったら「これだけ減った!」という
「がんばった分数字が増える」部分での評価が適正でしょう。
(みやほりん)(-_∂)b

 > >かなり珍しい達成率ですね 
 >
 > 半平太さんにお言葉を返すのは恐れ多いのですが、
 > 前に私があげた例や、残業時間を減らす目標など、
 > 必ずしもそれほど珍しくもないと思います。

 toraさんは、実績の数値が増えると、達成率が落ちると云う実例を見たことあるのですか?
 (それだけでも使われくい指標だと思いますけど)

 (半平太) 2009/12/15 17:00

 私やみやほりんさんが例を挙げているように、
 削減目標を掲げている場合、実績数値(削減した数値ではなく)が
 少なければ少ないほど達成率が高いことになると思ったのですが、
 違いますか?

 私があげた例では、CO2の削減目標を立てた場合、
 CO2の排出量(=実績)が多くなると達成率が落ちることになると思うのです。

 それは実績ではない、排出量が減った分が実績だ、と言われてしまえば
 それまでですが。
 要は、何をもって実績と言うかによって違ってきますね。
 (tora)


 > 削減目標を掲げている場合、実績数値(削減した数値ではなく)が
 > 少なければ少ないほど達成率が高いことになると思ったのですが、
 > 違いますか?

 違いません。そう云う考え方がないとも思っておりません。
 (ただ、目標の倍が達成率0%になると云うことに一般的なコンセンサスがあるとも思いません)
 (・・と云うか、そんなに目標からブレていいの? 設定した目標は一体何だったんだ? と云う思いにはなります)
 (それを考えるのが人間であり、それをしなければ、ただのパソコンと同じです)

 私は、実績が増えて、達成率が落ちると云う計算は「珍しい」と思ったので、そう云ったまでです。
 ところが、toraさんは珍しくないとおっしゃったので、どれ位よく見かけるものなのか、お聞きしたかったンですけどね。

 (半平太) 2009/12/15 18:38

 問題とすべきは「実績」の指標の置き方です。
> 削減目標を掲げている場合、実績数値(削減した数値ではなく)が
> 少なければ少ないほど達成率が高いことになると思ったのですが、
> 違いますか?
 
数字の動き自体は同じことなんですが、私はそのような表現はしていません。
「数値Aに対して数値Bが減ったら達成率が上がる」という表現には賛成できません。
そこから離れないと、「単に現象を表現するだけ」の式が出来上がります。
指標そのものを「増えたらパーセントが増える」ものに移すべきです。
「減ったほうがよい」数字を「目標」と志向することに問題あり。
 
>摩訶不思議????
 
>削減率なら 納得できるんですが ←名無しさんの追記部分
 
(半平太)さんの 2009/12/15 18:38のまえに投稿されているようですが、
プロファイリングすると面白そうな行動だね。
 
インタビューされたイチローの答えにこんなのがあったそうな。
「『ボール球を打つな』と『ストライクを打て』はほぼ同じ意味だが、姿勢は全く異なる」
(みやほりん)(-_∂)b

 私の表現には誤解を招く点があるようでした。
 お詫びします。
 (tora)


 皆様回答有り難うございます。

 まず、関数に関してですが
 どのような物を使えばいいか分からなかったので
 調べた結果、これかな?と思うものを選んでみたものです。
 それがそもそも間違っていたようで、混乱を招いたなら申し訳ありませんでした。

 次に目的ですが例としてあげられているように、CO2の排出量・消費電力などの削減です。
 目標値より実績値が少なければ少ないほど達成できたことになるというのは正しいです。

 削減率という言葉が出ていますが
 提出項目に達成率と書かれていましたので
 達成率という言葉を使わせていただきました。

(三倉)


 CO2・電力
基準 電力 1000KW 使用していた
目標 電力 800Kw 使用にしたい
削減目標  200Kw
削減割合を達成割合(率)で表すので使用割合でないので下記になります。
   
 実績値  電力 900Kw であった
削減 100Kw
達成割合(率)
=(1000-900)/200

 (目標値より実績値がマイナス)とはならない
目標値より実績値が少ない(削減数)

 よって達成割合(率)は100%より小か大かであって−にはならない

 =1-(基準値−実績値)/基準値 
は 基準値に対する増減の割合であって達成率計算には対応しませんね


 >−にはならない
ではなく、「−にはならないのが一般的」とでも言うべきですかね…
1000人中999人がマイナス表示はおかしいと言っても、本人がマイナス表示に納得しいれば、それはそれでOKでしょう。

 toraさんも最初に言っていますが、要は考え方は本人次第。
100%を基準とした場合、-10%足りなかったか…、90%しか達成できなかった…
両者は同じ意味合いでも感性の問題なので…

 (とおりすがり)

 余計なことかもしれませんが、
 私はマイナスの達成率はあると思います。
 もちろん、売上目標などの例ではマイナスは考えられないかもしれませんが、

 >基準 電力 1000KW 使用していた
 >目標 電力 800Kw 使用にしたい
 >削減目標  200Kw

 この場合削減できずに逆に1100KWの実績になってしまった場合などは、
 マイナス標記でもいいように思います。

 「達成率」という言葉からすれば、達成できたかできなかったかだけで、
 マイナスの達成率などありえない、という意見があればそれはそれでいいとは思いますが。
 (tora)


 こう云う問題でいつもおかしいと思うのは、
 目標しか決まっていない所で、実績○○の達成率を出したがる人が多いことです。

 百分率を出すには100%の物差しが必要なんです。

 そんなの目標に決まっているじゃないかと思うかも知れませんが、
 そう云えるのは常識的に「実績が増えると達成率も上がる」時です。
 (私自身は、それもそんなに当たり前とは思っていませんが、ここでは触れません)

 しかし「実績が増えると、逆に達成率は落ちる」としたら、
 落ちた先が0%になるのは、どんな実績なの? と云う問いに答えられなければなりません。

 (別に0%じゃなくてもいいです。どこが200%かでも分かればいいです)
 (とにかく、物差しは、2点の位置が分かって初めて百分率を算出する基準となり得ます)
 (目標だけ分かっていてもだめなんです)

 本件の対象が「CO2の排出量」だと仮定しましょう。

 目標が45000トンだとして、実績が「0」、つまり全く排出しないことが出来たとしたら、
 それは達成率何%になるのでしょうか?

 三倉さんの算式では200%になりますが、
 CO2排出が無くなるなんて奇跡的な業績なのに、たったの200%でいいのですかね?

 良いと判断されるなら、三倉さんの算式を使えばいいです。
 良くないなら、もっと凄いパーセンテージになる算式を考えるしかないです。

  また、三倉さんの算式は、達成率0%は目標の2倍のところである、と云う意味にもなりますが、
 「提出項目に達成率と書いて来た人(機関)」にそれでいいか訊いた方がいいです。

 「いい」と云ってくれれば、三倉さんの算式は正しいです。
 「そんなこと分からない」と言われたら、「それじゃ、達成率なんか出せるかよ!」と云ってやってください。

 (半平太) 2009/12/16 12:14


先ほど機関のほうへ改めて問い合わせたところ計算式も教えていただけました。

 前回、計算式が分からない(始めに載せた式を使用した旨)も含めて 
 問い合わせた時にははっきりした答えが頂けず
 悩んだ結果こちらへ書き込ませていただいたのですが、
 無事に解決できました。

 考え方としては目標値=実績値の場合100% 
 式は目標値/実績値*100で良いそうです。

 協力して下さった皆様有り難うございました。

(三倉)


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