PERSONAL.XLS が毎回表示される (tp0011)
毎回 personal.xls が起動する場合の原因と対策について説明します
PERSONAL.XLS が毎回表示される理由
- PERSONAL.XLS を変更して非表示にしないで普通に保存してしまうと、
以後 Excel を起動するたびに、このPERSONAL が毎回出てきます
- マクロの記録をするときなどに[マクロの保存先]として
『個人用マクロブック』を選択すると Excel は勝手に『PERSONAL.XLS』を作ります
- 通常はマクロをブック内に保存しますが、
個人用マクロブックに保存しておくとそのコンピュータではいつでもそのマクロを使うことができるのです
対策方法
- Excelを起動します
- ブックPERSONAL.XLS が表示されている状態で、
- Excel2007〜Excel2016:[表示]タブ→[ウィンドウ]グループ→[表示しない]を選択します

- Excel2003:[ウィンドウメニュー(W)]の[表示しない(H)]を選択します
- するとシートが消えてバックの灰色だけになります
- ここで Excel の右上端の×印[閉じる]をクリックすると『個人用マクロブックの変更を保存しますか...』と聞いてきます
- それに『はい(Y)』と答えます
これで次回から Excel を開いたときに Book1 とかの普通の Excel に戻ると思います
PERSONAL.XLS はどこに保存されているのか
PERSONAL.XLS は xlstart にあります、下を参考に探してください
- Windows10 / Excel2016の場合
コンピュータ → ローカルディスク
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Excel¥xlstart
- Windows7 / Excel2007の場合
コンピュータ → ローカルディスク
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Excel¥xlstart
- WindowsVista / Excel2007の場合
コンピュータ → ローカルディスク
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Excel¥xlstart
- WindowsXP / Excel2002の場合
マイ コンピュータ → ローカルディスク
C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Application Data¥Microsoft¥Excel¥xlstart
- Windows2000 / Excel2000の場合
マイ コンピュータ → ローカルディスク
C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Application Data¥Microsoft¥Excel¥xlstart
- 注1) Application Dataなどのフォルダーは通常見えない設定になっています。
フォルダー の [表示]タブ → [表示/非表示]グループ → [隠しファイル] にチエックを入れる必要があります

- 注2) ユーザー名はそのコンピュータを使う人用につけた名前で、例えば kazu とかです
2022/01/07:更新 2005/02/26:登録 訪問者: