VLOOKUP 別シート版
(e1t)
テーブルデータを
別シート
に置いた、基本的なVLOOKUPの使い方を解説します
(1) テーブルの準備
下図のSheet1 を準備します。博多からの新幹線の料金表の例です
(2) 旅費精算書
下図のSheet2 を準備します。よくある旅費精算の例です。特急料金、普通運賃以外はそのまま入力します
(3) Sheet2 の特急料金・セル にVLOOKUP関数を入力します
ポイントは
2番目の引数
として
シート名!セル範囲
を指定する事です
セルE3 に
=VLOOKUP(
D3
,
sheet1!$B$2:$D$5
,
2
,
false)
と入力します
入力できたら、[enter]キーを押します
正しく入力できていれば、これで博多から徳山までの新幹線の特急料金 3120 をセルE3に表示できます
(4) Sheet2 の普通運賃・セル にもVLOOKUP関数を入力します
セルF3 に
=VLOOKUP(D3,sheet1!$B$2:$D$5,3,false)
と入力します
これで博多から徳山までの新幹線の普通運賃 3260 がセルF3に表示できます
(5) VLOOKUPの説明
VLOOKUPは
1番目の引数
を受け取って、sheet1 のテーブルの1列目を調べて、見つけたら答えをセルE3に表示します。
2番目の引数
は探すべきテーブル場所が sheet1にあるので sheet1!B2:D5 又は sheet1!$B$2:$D$5 のようにします
2番目の引数で セル範囲が $B$2 のように $ で囲まれているのはコピーしたときにずれないようにするおまじない
[絶対参照]
です、この辺のことは
相対参照・絶対参照
(mm0720)
に解説があります
3番目の引数
『2』はテーブルの2列目の結果[特急料金]を返すという意味です。 従って[普通運賃]を表示したい場合は、『3』になります
4番目の引数
FALSEはテーブル(行き先)が今回の例では昇順に並んでいないので、入れる必要があります
この例ではfalseが無い場合、エラー「#N/A!」になります
(6) 応用
3行目を下にコピーすれば複数の出張者のリストを作ることができます
(7) 関連ページ
エラー値 #N/A!
2024/04/07:更新 2003/04/28:登録 訪問者: