CELL 関数
エクセルの関数 CELL の使い方を説明します、
これはセルの情報を求める関数です
CELL
- CELL
- 読み:セル
- [書式] CELL(<検査の種類> , <対象範囲>)
- <対象範囲>の セルの情報 を求めます
- 4行目の例 =CELL("address",A4) は セルA4のアドレスで $A$4 になります
- 6行目の例 =CELL("col",A6) は セルA6はA列なので 1 になります
- 8行目の例 =CELL("color",A8) は マイナスのとき赤で表示する設定なので 1 になります。(表示形式の設定を見ているだけなので、手で変更した文字色の判定などには使えません)
- 10行目の例 =CELL("contents",A10) は セルA10の中身なので 123 になります
- 12行目の例 =CELL("filename",A12) は このブックのファイルパスで
C:Users\kazu\Desktop\[func15.xls]cell になります。 func15.xls がブック名、 cell がシート見出し (シート名)です
- 16行目の例 =CELL("parentheses",A16) は 括弧で表す書式ではないので 0 になります
- 18行目の例 =CELL("prefix",A18) は 文字列の配置で右揃え " になります
- 左詰め ' シングルクオーテション
- 右詰め " ダブルクオーテーション
- 中央寄せ ^ キャレット
- 20行目の例 =CELL("protect",A20) は 標準でロックされているので 1 になります
- 22行目の例 =CELL("row",A22) は セルA22が22行目なので 22 になります
- 24行目の例 =CELL("type",A24) は セルA24が空白なので b になります
- 26行目の例 =CELL("width",A26) は セルA26の幅なので 8.25 ですが 8 になります
- 14行目の例 =CELL("format",A14) は セルA14の表示形式が [G/標準] なので G になります
Excel の表示形式 | 戻り値 |
G/標準 | G |
0 | F0 |
#,##0 | ,0 |
0.00 | F2 |
#,##0.00 | ,2 |
#,##0;-#,##0 または$#,##0_);($#,##0) | ,0 |
#,##0;[赤]-#,##0 または$#,##0_);[赤]($#,##0) | ,0- |
#,##0.00;-#,##0.00 または$#,##0.00_);($#,##0.00) | ,2 |
#,##0.00;[赤]-#,##0.00 または$#,##0.00_);[赤]($#,##0.00) | ,2- |
$#,##0_);($#,##0) | C0 |
$#,##0_);[赤]($#,##0) | C0- |
$#,##0.00_);($#,##0.00) | C2 |
$#,##0.00_);[赤]($#,##0.00) | C2- |
0% | P0 |
0.00% | P2 |
0.00E+00 | S2 |
# ?/? または # ??/?? | G |
ge.m.d | D4 |
gggg"年"m"月"d"日" | D4 |
yyyy/m/d | D1 |
yyyy"年"m"月"d"日" | D1 |
m/d/yy | D1 |
d-mmm-yy | D1 |
d-mmm | D3 |
mmm-yy | D2 |
yyyy/m/d h:mm | D1 |
h:mm AM/PM | D7 |
h:mm:ss AM/PM | D6 |
h"時"mm"分" | D9 |
h"時"mm"分"ss"秒" | D8 |
=GET.CELLとの違い
-
=GET.CELL は エクセル4.0マクロ と呼ばれ、Excel 5.0当時のものです
-
=GET.CELL は仕様が CELL関数に似ていますが、作り方が大きく異なります
-
名前定義で関数の名前をfunc1と付けて、=func1() で呼び出して使うものです
-
詳しくは [みやほりん] さんの
[エクセルワンダーランド]:
色の着いたセルをカウント・集計 を参考に
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2024/07/09:更新 2015/06/05:登録 訪問者: