Excel2010の使い方
(tp0210)
ある程度エクセルを使ってきた人を対象にExcel2010の使い方を説明します
Excel2010について
Excel2010 は2010/06/17 に発売されたOffice 2010 シリーズのExcelです
Excel2007同様
リボン
と呼ばれる今までと全く違うフェイスが採用されました
そのため今まで使っていた人にすごくわかりにくくなっています
ここではある程度エクセルを使ってきた人を対象にExcel2010の使い方を説明します
Excel2010が動作する環境 (システム要件)
OS:
Windows XP SP3 (32ビットのみ)、
Windows Vista SP1、
Windows 7、
Windows Server 2003 SP2 (32 ビットまたは64ビット) 但しMSXML 6.0が必要、
Windows Server 2008、
または上記以降の32 ビットまたは 64 ビット版OS
CPU:500 MHz 以上
メモリー:256 MB 以上
画像解像度:1024 x 576 以上の解像度モニター
[ファイル]タブ
[ファイル]タブは以前の[ファイル]メニューに相当します
ここに [上書き保存(S)]、[名前を付けて保存(A)]、[開く]、 [閉じる]、[新規作成(N)]、[印刷(P)]などがあります
見た目の操作
基本的な見た目の操作は
[ホーム]タブ
にあります、ここがすべての中心になります
隠しコマンド
[ホーム]タブ→[フォント]グループ、[配置]グループ、[数値]グループの それぞれ右下隅にあるマーク「
」に以前の[セルの書式設定]が隠されています
オプション
以前の[ツール(T)]メニュー → [オプション(O)] に相当する機能です
[ファイル]タブの下の方に
[オプション]
があります
以前のExcelで操作していたことなど
関数を使う
[数式]タブ → [関数ライブラリ]グループ
ブックを保存する
[ファイル]タブ → [上書き保存]や[名前を付けて保存]
ブックを印刷する
[ファイル]タブ → [印刷]
行を挿入する
[ホーム]タブ → [セル]グループ → [挿入] → [シートの行を挿入(R)]
表示形式を変更する
[ホーム]タブ → [数値]グループ → 右下隅にあるマーク「
」をクリック
[Ctrl]キーを押したまま[1]キーを押す
[ツール]メニュー → [オプション]を表示する
[ファイル]タブ → 下の方にある[オプション]
[Alt]キーを押したまま[t]キーを押す[o]キーを押す
条件付き書式を使う
[ホーム]タブ → [スタイル]グループ → [条件付き書式] → [新しいルール(N)...]
条件付きジャンプをする
[ホーム]タブ → [編集]グループ → [検索と選択] → [条件を選択してジャンプ(S)...]
名前の参照と定義
[数式]タブ → [定義された名前]グループ → [名前の管理]
[数式]タブ → [定義された名前]グループ → [名前の定義]
マクロの自動記録
[開発]タブ
→ [コード]グループ → [マクロの記録]
ワークシートの左下隅にある コマンド の右のボタン
マクロの実行
[Alt]キーを押したまま [F8]キーを押す→マクロを選ぶ
[開発]タブ
→ [コード]グループ → [マクロ] → マクロを選ぶ
Microsoft Visual Basic の世界へ移動する
[Alt]キーを押したまま [F11]キーを押す
[開発]タブ
→ [コード]グループ → [Visual Basic]
[表示]メニュー → [ツールバー] → [フォーム]のパーツ
[開発]タブ
→ [コントロール]グループ → [挿入] → [フォーム コントロール]
[表示]メニュー → [ツールバー] → [コントロール ツールボックス]のパーツ
[開発]タブ
→ [コントロール]グループ → [挿入] → [ActiveX コントロール]
図形オブジェクトの選択
[ホーム]タブ → [編集]グループ → [検索と選択]→[オブジェクトの選択(O)]
エクセルのバージョンを見る
[ファイル]タブ → 下の方にある[ヘルプ] → 画面の右側にバージョン情報があります
よくある質問:数式バーの表示が R1C1 形式になった
[ファイル]タブ → 下の方にある[オプション] → [数式]タブ → [数式の処理] → [R1C1 参照形式を利用する(R)]のチェックを外す
よくある質問:入力した数字が100分の1になる
[ファイル]タブ → 下の方にある[オプション] → [詳細設定]タブ → [編集設定] → [小数点位置を自動的に挿入する(D)]のチェックを外す
よくある質問:自動再計算しません
[ファイル]タブ → 下の方にある[オプション] → [数式]タブ → [計算方法の設定]の[自動(A)]にチェックを入れる
よくある質問:合計が表示されずに式が表示されます
[ファイル]タブ → 下の方にある[オプション] → [詳細設定]タブ → [次のシートで作業するときの表示設定(S)]の[計算結果の代わりに数式をセルに表示する(R)]のチェックを外す
[開発]タブを表示する
[ファイル]タブ の下の方にある[オプション]を選択します
左側の[リボンのユーザー設定]をクリックします
画面右側の[リボンのユーザー設定(B)]の下の枠にある
開発
の左側にチェックを入れます
保存形式
保存のファイル形式が大きく変わっています
Excel ブックは
xlsx
通常はこの形式で保存されます
Excel マクロ有効ブックは
xlsm
マクロが組み込まれている場合この形式にします
Excel バイナリ ブックは
xlsb
support.microsoft.com:
Open XML Formats とファイル名拡張子
に説明されています
Excel 97-2003 ブックは
xls
旧バージョンのエクセルで開く人に配布するような場合はこの形式で保存します
PDF
PDF形式で直接保存できるようになりました
但し細かいことはできないので必要なら
ExcelでPDF保存
(tp0047)
を見てください
データバー
データバーは細かいことはできないけど、セル内に棒グラフを表示して、一目でわかる視覚化ができます
上の図で説明すると、セルB2からB5をドラッグして選択します
次に[ホーム]タブ→[スタイル]グループ→[条件付き書式]→[データバー(D)]→色を選ぶ
関連ページ
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