INDIRECT 関数
Microsoft Excel の関数 INDIRECT の使い方を説明します、
この関数はセルの参照を返します
INDIRECT 関数
INDIRECT
[読み]:インダイレクト
[書式]:
=INDIRECT([参照文字列] , [参照形式])
[参照文字列]:
セル名:A1、B1 など
セル範囲:A1:A3 など
シート名指定のセル名:Sheet2!A1 など
の文字列を指定します
[参照形式]:通常 TRUE で省略可能、R1C1形式を使うときに FALSE を指定します
この関数は
セルの参照
を返します
セル参照というのは別のセルから値を持ってくることを言います
=A1 は セルA1 を参照して 100 を返します、これが
参照の基本
です
この例では
=セル名
でそのセルの値を持ってきています
参照について、詳しくは →
セル参照、シート参照...
(e2j)
INDIRECT 関数は 参照すべきセルを
間接的に指定
するための 関数 です
INDIRECT 関数 の例
=INDIRECT(B1) は セルB1 に書かれた A1 を間接的に参照して 100 を返します
=INDIRECT(B1&C1) は A と 1 を結合して、セル A1 を間接的に参照して 100 を返します
このようにすると、列名 A と 行番号 1 を個別に指定することができます
=SUM(INDIRECT(B1)) は セル A1からA3 を間接的に参照して 合計 600 を返します
INDIRECT 関数 シート名指定の例
=INDIRECT("Sheet2!A1") は Sheet2 の セルA1 を間接的に参照して 200 を返します
Sheet2 のセルA1 には 200 が入力されています
=INDIRECT(A1&"!"&B1) は Sheet2 の セルA1 を間接的に参照して 200 を返します
Sheet2 のセルA1 には 200 が入力されています
=INDIRECT(A1) は セルA1 に書かれた Sheet2 の セルA1 を間接的に参照して 200 を返します
Sheet2 のセルA1 には 200 が入力されています
INDIRECT 関数 エラーの例
=INDIRECT(A1) は セルA1 が 100 でセルアドレスとして正しくないため エラー値 #REF! を返します
=INDIRECT(B1) は セルB1 が 空白 でセルアドレスとして正しくないため エラー値 #REF! を返します
関連ページ
入力規則でINDIRECTを使う
裏技
(tp0601)
エラー値 #REF!
エラー値 #VALUE!
セル参照、シート参照、ブック参照
(e2j)
関連サイト
support.microsoft.com:
INDIRECT 関数
キーワード
INDIRECT
INDIRECT 関数
参照
セル参照
間接参照
別のシートを参照
excel 間接参照
2024/04/13:更新 2011/01/04:登録 訪問者: