ROUND 関数
Microsoft Excel の関数 ROUND について説明します、
この関数は数値を指定された桁数の数値に四捨五入します
ROUND 関数
- ROUND
- [語源]:ROUND
- [読み]:ラウンド
- [書式]:=ROUND(<数値>,<桁数>)
- [機能]:<数値>を四捨五入して指定した<桁数>にします
- [引数]:
- <数値> 四捨五入の対象となる数値を指定します
- <桁数> 数値を四捨五入した結果の桁数を指定します
- [解説]:
- <桁数>に正の数を指定すると、<数値>は小数点の右側(小数点以下)で四捨五入され小数点以下の桁数が<桁数>に等しくなります
- <桁数>に 0 を指定すると、<数値>は最も近い整数へ四捨五入されます
- <桁数>に負の数を指定すると、<数値>は小数点の左側(整数部分)で四捨五入されます
ということなのですが、少しわかりにくいので、下に図で解説します
ROUND 関数の例
- 小数以下2桁を求める例:セル C3:
セル A3 が 1111.1111 の時セル C3 に 1111.11 を返すには
セル C3 を
=ROUND(A3,2) または
=ROUND(1111.1111,2) のようにします
このように<桁数>を指定して求める数値に四捨五入します
指定する<桁数>
-
小数第 3 位まで欲しいなら 3
-
小数第 2 位まで欲しいなら 2
-
小数第 1 位まで欲しいなら 1
-
小数以下がいらないなら 0
-
10 の位までなら-1
-
100 の位までなら-2
-
1000 の位までなら-3
ROUND 関数 と 表示形式 の違い
- ROUND 関数:数値を本当に丸めてしまいます
- 表示形式:数値はそのままで、見た目だけ丸めます
[KAMIYA]さん流 ROUND 関数 の説明
類似する関数
-
CEILING 関数 数値を切り上げて、指定された基準値の倍数のうち、数値に最も近い値に
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FLOOR 関数 数値を切り捨てて、指定された基準値の倍数のうち、数値に最も近い値に
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INT 関数 数値を最も近い整数に切り捨て
-
MOD 関数 割り算の余り
-
ROUND: 数値を四捨五入して、指定した桁数に
-
ROUNDDOWN: 数値を切り捨てて、指定した桁数に
-
ROUNDUP: 数値を切り上げて、指定した桁数に
-
TRUNC 関数 数値を切り捨てて、指定した桁数に
参考サイト
移設経緯
- ライブラリに「(e3j)ROUND 」を登録 [2004/03/29]
- 関数 round へ移設 [2020/12/20]
2022/03/20:更新 2020/12/20:登録 訪問者数: