CHAR 関数
Microsoft Excel の CHAR 関数 の使い方を説明します
CHAR 関数
CHAR 関数
[読み]:キャラクター
[語源]:
CHAR
acter
[書式]:=CHAR( <数値> )
この CHAR 関数 は
内部コードに対応する文字
を返します
Windows版 Excel では ANSI文字セット を返します
Mac版 Excel では Mac文字セット を返します
Windows版 Excel と Mac版 Excelでは CHAR 関数で返される文字が異なる部分があります、
詳しくはこの下に説明があります →
ANSI文字セット と Mac文字セット
逆に、文字の内部コードを返すのは
CODE 関数
です
<数値>として、1から255までの数値、8481から39038までの数値が指定できます
CHAR 関数 の例
例1:
=CHAR(A2)
は 内部コード 65 に対応する 英大文字
A
を返します
6行目:英小文字 a を返したい場合 英大文字 A の 内部コード 65 に 32 加えて、=CHAR(97) のような操作ができます
例2:
=CHAR(A2)
は 内部コード 48 に対応する 数字
0
を返します
例3:
=A1 & CHAR(10) & B1
は セル内で改行表示します
ただし 該当セルC1 を選択して、マウス右クリック [セルの書式設定(F)] → [配置] → [折り返して全体を表示する(W)] にチェックを入れる必要があります
CHAR(10) の 応用例 →
セル内で改行する
(tp0046)
例4:
=CHAR(A2)
は 内部コード 9250 に対応する 漢字の
あ
を返します
例5:
=CHAR(A2)
は 内部コード 33 に対応する
!
エクスクラメーションマーク を返します
コードの一覧
e-Words:
ASCIIコード表
support.microsoft.com:
ASCII 文字表
ANSI文字セット と Mac文字セット
ANSI文字セット
:基本的には
ANSI文字セット ≒
ほぼ等しい
Shift-JIS + ASCII
Mcirosoft社 の MS-DOS Shift-JIS を NEC社 や IBM社 が拡張し、それを統合したものが CP932 ですが、これを ANSI文字セット と呼びます
Mac文字セット
:基本的には
Mac文字セット ≒
ほぼ等しい
Shift-JIS + ASCII
Apple社 が 日本語の Shift-JIS を拡張したものを Mac文字セット と呼びます
CHAR 関数・詳細
CHAR 関数・もっと詳しく → ExcelPedia:
CHAR
(PDF書類が別窓で開きます)
関連ページ
セル内で改行する
(tp0046)
← CHAR(10)の応用例
ASC 関数
全角英数カナを渡すと半角英数カナを返します
CHAR 関数
内部コードに対応する文字を返します
CODE 関数
先頭文字の内部コードを返します
JIS 関数
半角英数カナを渡すと全角英数カナを返します
関連サイト
support.microsoft.com:
CHAR 関数
support.microsoft.com:
ASCII 文字表
qiita.com
ExcelのCHAR関数の文字コードを調べてみた
キーワード
CHAR
character
CHAR関数
内部コードを文字に
CHAR(10)
セル内で改行
セル内で折り返す
セル内で折り返す文字
CODE
Tab
LF
Line Feed
CR
Carriage Return
! エクスクラメーションマーク
" ダブルクオーテーション
# シャープ
$ ドル
% パーセント
& アンパッサント
' シングルクオーテーション
2024/04/08:更新 2010/11/18:登録 訪問者: