==========(2000/07/06)==========
21インチモニタ(SONY
MultiscanG500)がやってきた。17インチ(SONY
Multiscan17sf)を長く使ってきたが広い画面がほしいくて清水の舞台から飛び降りる?つもりで購入(約13万円)。ろくな収入もないのに、こんなんでいいんじゃろうか...。しっかし画面はでかい、いままで対角40Cmだったのが50Cmに広がった。1.6m
x 0.67mのでかい私の机の1/3を占領している。これでもA4見開き100%が表示できない。
==========(2000/07/07)==========
今日はT君が『ちびくん』をTurbo Linux
6.0にセットアップした。一番問題になりそうだった810チップセットは対策をWebで調べてあったので、割合問題なくセットアップできた。TurboLinuxはOSがVisualなWindowを持っていると思い込んでいたが、やはりXwindowが必要だった。起動した画面を見ると、スクロールバーの雰囲気はずいぶん昔見たNextに似ている気がする。
T君はPC-Unix 系は初めてだったのでいろいろ悩まされたようだ。私はFreeBSDやMkLinuxで少しは経験していたが...全然頼りにならない。やっぱり『WindowsユーザーのためのPC-UNIXコマンド集』みたいなガイドが必要!。
(1)パーティションは切ったがフォーマットはどうするのか?。
(2)パーティションをSwapタイプにするにはどうするのか?。
(3) modules.conf というファイルが etc
というフォルダにあるか調べるには?。 -> cd と ls
(4) modules.conf の中味を見るには?。 -> cat
(5) modules.conf の中味を修正するエディタは?。 -> vi
(6) vi エディタで一文字消すにはどうする?。 -> d
(7) vi エディタで修正した内容を保存するには?。-> :w
==========(2000/07/08)==========
さっそく『ちびくん』TurboLinux6.0がトラブル。モニタを液晶に変えた。一度動いていたのに、再起動かけたとたん、XWindowが立ち上がらない。メッセージがでてCtrl+Dで再起動と書いてあるので、再起動はできるが、全くキーボードの入力を受け付けない。
結局再インストールすることになってしまった。うんTurboLinux6.0はひどい。
==========(2000/07/12)==========
T君がTurboLinux6.0でSambaを動かした。昔FreeBSDでめちゃてこづったあのSAMBAが数箇所の設定で簡単に動いてしまう。うんTurboはすごい。Turbo側に登録すればWindowsマシンからTurboのファイルが覗ける。これなら簡単にWindows用FileServerにできる。
==========(2000/07/13)==========
現在進行中の某Webサイトをマック(Netscape)で見るとおかしいと言ってきたので、TurboLinux6.0に付いているNetscape 4.3で確認した。なななんと hiddenで隠してあるフィールドが丸見え。しかも入力できてしまう。おそろし。やはりSTYLE定義は使うもんじゃない!。
input type="text" name="xhxnx" value="0007" style="visibility:
hidden"
T君はTurbo Linux 6.0をあっさり消してRedHatの流れを汲むLaser5 Linuxを『ちびくん』にセットアップしている、が難航中。Laser5をインストールしてみるとTurboのインストールがよくできている、Turboは少し重いとの感想。
==========(2000/07/17)==========
検索エンジン(InfoSeek)に登録するように頼まれていたWebがどうしても『日本語ドキュメントがありません』で登録できない。確かにドキュメントにあまり日本語はないが、METAタグもきちんと作ってあるのに。でいろいろ試してみたらドメインcomが問題でne.jpでは登録できた。今回はプロバイダDIONのサーバーにHTMLが置いてあって独自ドメインhttp://www.xxx-zzzz.com/から参照できるようになっていたので、http://www.f9.di0n.ne.jp/‾xxxx-zz/側を登録した。せっかく独自ドメインとってあるのに検索エンジンに登録できないのはなにか釈然としない。
(後日談)この機能はリダイレクト?と呼ばれる機能で、Windowsでいうショートカットみたいなものらしい。InfoSeekにはリダイレクトされたアドレスがかえってくるだけなので、ドキュメントがないと文句をいうらしい。そういわれればそうなんだ、ふむふむ。
==========(2000/07/22)==========
Natアドレスチェンジャ(5月上旬からPC9821xv/13で動かしているFreeBSD)がおかしくなったので、再インストールした。一つの原因はローカル固定アドレスのダブりでわかったが、気に入らないのがrootでログインできなくなったこと。私がパスワードを忘れたか、ハッキングされたか確立は半々?。
しかしインストール後に難航。ネットワークカードは認識しているが、アドレス変換をしてくれない。で閉口した。原因は(2)の2行追加漏れだった。今後のこともあるので、できるだけ書いておくことにする。
(1)DHCP機能をくみこまれたFreeBSD 3.4 CD-ROMを使ってFreeBSDをインストールする。
FreeBSD
用にスライスを確保
150MB /
120MB swap
90MB
/var
1268MB /usr
配布ファイル:カーネル開発者
PORTS:NO
インストール後のSYSINSTALLでのネットワーク設定が問題...。
(2)NATDを動かすためMYKERNELに2行追加してカーネルのコンフィグが必要。
/usr/src/sys/pc98/conf にあるGENERIC98 をMYKERNEL
にコピーしてから2行追加
options IPFIREWALL
options
IPDIVERT
カーネルのコンフィグ手順
config MYKERNEL
cd ../../compile/MYKERNEL
make depend;make
make install
(3)/etc にあるrc.conf を必殺vi で編集して再起動する。
# This file now contains just the overrides from
/etc/defaults/rc.conf
# please make all changes to this file.
ifconfig_ed3="DHCP"
ifconfig_ed3_alias0="inet 192.168.50.16"
# エイリアス、ローカル固定アドレス
firewall_enable="YES"
firewall_type="OPEN"
firewall_quiet="NO"
natd_enable="YES"
natd_interface="ed3"
natd_flags="-dynamic yes -u"
named_enable="YES"
named_flags"-u bind -g bind"
gateway_enable="YES"
# defaultrouter="202.208.140.1"
# ZAQのデフォルトゲート、不要
hostname="XXXX"
(4)これでうまく行くと、CATVのケーブルモデムからインターネットを複数台のパソコンから利用できる。TCCT-ZAQさんごめんなさい。でもまだ今のところIPアドレス2台分はらっているから許してください。これのすごいところはLANケーブルもハブもみな平等につながれているのに、ローカルなアドレスとインターネットのアドレスが混在できるところにある。しかもNATDアドレスチェンジャとして働いているPC98のEtherCard1枚で。
(5)必殺コマンド集
ネットワークの状態を調べる: ifconfig -a
シングルモードで再起動: reboot -s
rc.conf
変更して問題があってrc.conf
をリネームしたいとき:
mount -u /
アンロックかな?
vi
を書類を保存して終わる: :wq
vi
を書類を保存せずに終わる: :q!
メールで書類を送る: mail naka@xxx.ne.jp
< rc.conf
(6)そうこうしている内にCATVのインターネットアドレスを複数パソコンで使えるハードがでてきた。
OCC社の『ブロードバンドゲートウエーHUB』SAR-6104
¥29,800
リンクシスジャパン社の『ブロードバンドルータ』BEFSR41
¥36,800 open
メルコ社の『有線ローカルルータBroadStartion』BLR-TX4
¥19,800 (2000/12/08)
使ったメモが散在しているのでもう少し続くかも...。
==========(2000/07/25)==========
FloppyDiskをPC-UNIX(TurboLinux)ではどうやって使うのか、T君といろいろ調べた。
フロッピーのフォーマット: fdformat
/dev/fd0H1440
しかしこれではフォーマットするだけで使えない?。
フロッピーのマウント: mount
/dev/fd0 /mnt/floppy
この命令はエラーで拒否される。したがってフロッピーは使えない、
PC-UNIXってほんとに便利?
なんとフォーマットしたあとおまじない mkfs
が必要、なんなんこれは。
fdformat ...
mkfs -t ext2 /dev/fd0
mount ...
これであとはフロッピーへのコピーとかできる。
cp rc.conf /mnt/floppy
フロッピーに書き込んだらメディアを引き出す前にunmountを忘れないこと!
マックやウインドウズはえらい!
とはいえ、TurboLinuxのXwindowにfdformat などの機能は本当にないのか、よくよく調べるとユーティリティの中にちゃんとあった。なんでこれをフロッピーアイコンの右ボタンで出してくれないのだろう?これは完全に推測だが管理者以外だれでもフロッピーが使えるようにしていないのではないだろうか。
おまけ1:FreeBSDでfdformat /dev/rfd0.1440を要求するとフォーマットはできたが、mkfsなんか知らんと拒否する。
おまけ2:fdformatなどは管理者権限がないと実行できない(いいけどね)。
==========(2000/07/29)==========
ヤマハのルータRTA50i
をローカル固定アドレスで使う方法(昔悩まされた)を聞かれたので今後のこともあるので、書いておく。YamahaのRTA50iルータはMN-128SOHOと違ってブラウザから
直接IPアドレスを変更できない。
(0)ルータを初期状態にリセットをする。
(1)Windows マシンを192.168.0.x に設定して、ブラウザでYamahaの設定用ページ(http://192.168.0.1 )を表示する。ここでパスワードを設定する(例えばpsw1とする)。
(2)Windows マシンMS-DOSプロンプトで
telnet 192.168.0.1 と入力
psw1 を入力
Administrator と入力
psw1 を入力
ip lan address 192.168.50.y と入力する。
コマンドを入力するとコントロールが効かなくなる。
(これでルータのアドレスが192.168.50.y に変わる。
192.168.50.y はローカルのアドレスなら何でも可能
y は一般的には1 を良く使う)(3)Windows マシンを192.168.50.x に設定して
ブラウザで(http://192.168.50.y が表示できる。(4)Windows マシンMS-DOSプロンプトで
telnet 192.168.50.y でログインする。
(ここで接続できなかったのでNorton Auto-Protectを停めて再起動した[WindowsXP])
psw1 を入力
Administrator と入力
psw1 を入力
save と入力する
これでIPアドレスの変更がFlashROMに書き込まれ電源が切れても大丈夫。(5)クライアントマシンでローカル固定アドレスを使う場合
(a)ネットワークコンピュータのプロパティのTCP/IPところで
IPアドレスを入力。
(b)サブネットマスクのところはTabで255.255.255.0が勝手に入る。
(c)デフォルトゲートウェーはルータのアドレスを入力。
(d)DNSのところにプロバイダのDNSアドレスを入力。(2005/08/17記載事項を訂正)