==========(2000/08/21)==========
Linux
について先月いろいろやって実際に触ってわかったこと、や書籍で知ったことなどを、自分の頭の整理のためまとめておく。
Linuxはやはり影で働くサーバー用である。MS-WindowsがすぐにPC-Unix−XWindowに置き換わる可能性はかなり低い。XWindow自身がまだ整理されておらず、統一整理されるにしてもまだ時間がかかる。例えば書類を選択してコピーしたときその時点で、どこへ持ってゆくかダイアログで聞かれる、というような苛立たしさがある。XWindowを使うことによる負荷、セキュリティの問題やアプリケーションの不足もある。
(1)Turbo はインストールは容易、samba もApache も簡単に動かすことができる。参考書籍は市場に数多くある。かなりいろいろなところに手を加えてあるため、FreeBSD の知識などはほとんど役に立たない。一般の人が始めてやるならTurboがお勧め。810チップセットの問題があるので、チープなマシンを新しく購入してやるには少しのLinux 経験が必要。オラクルはOracleデータベース用にTurboから派生したMiracleを開発中。
(2)RedHatは安定性を求める企業向けと考えられる。RedHatの流れをくむのはKondara,
LASER, Vine。
Kondara
は変わり身の早さと割り切りが特徴。いつも時代の先端を走りたい人むけ。マニュアルが必要な方はLASER,
Vineをお勧め。LASERは結局チープなマシンにはインストールできなかった。コストパーフォーマンスは良い。
(3)Debianはマニア向け。
(4)FreeBSDは全然話題になっていない。やれやれ。